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composer の検索結果:

SceneKit のこれから

…tobooth、Maps アプリ、TimeMachine の UI、QuartzComposer などのプロジェクトに関与しているらしい。 あと、WWDC 2014 の SceneKit のセッションでスライドを SceneKit のアプリとしてつくるという恐ろしいプレゼンをした人である。 とりあえず、Metal のシェーダーでレイトレができたり、サンプルではボリュームライトを扱っていたりするので、WWDC 2020 ではそのような発表や機能追加があると良いなと期待している。

Reality Composer 1.4 の新機能

…い、Reality Composer のバージョンが上がりバグ修正と新しい機能が追加された。 新機能は以下の3つ オブジェクトオクルージョン / リアルワールドオクルージョン アクセシビリティの設定 USDZ 書き出し オブジェクトオクルージョン / リアルワールドオクルージョン 第2世代の iPad Pro 11 inch と第4世代 iPad Pro 12.9 inch のみ使用できる機能。 詳細の項目とシーンの物理でリアルワールドオクルージョンを設定すると、今まで平面の…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その27 - AR で VR 編

…。 Reality Composer ではカメラ画像を変更することはできないので、球のマテリアルに 360 度写真を貼り付けて表面の法線を反転することで背景画像を作ってみることにする。 試してみる 背景オブジェクトの作成 Reality Composer や SceneKit の Scene Editor では法線の反転ができないため、3DCG DCC ツールを使うことになる。 例えば Blender では、球のジオメトリを作成し、スムースシェーディングを行い表示を滑らかにし…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その26 - 情報ハブ 編

…。 Reality Composer のプロジェクトファイルはrcproject ファイルとして保存され、以前説明した通りフォルダの中にファイルが詰め込まれたもの。 そのため、中身が欠損したり、他の macOS、iOS / iPadOS で使用しているビルトインオブジェクトが開いた環境でダウンロードされていないものがあるとコンテンツが表示されなくなってしまう。 それらの不具合を解決する場合「詳細」の中の「情報ハブ」が出て、 タップすると復元可能のアイテムや、警告が表示される。…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その25 - RealityKit とやりとりする通知 編

…来、Reality Composer は AR アプリ用のリソース作成用のツールであり、 RealityKit と連携して AR アプリを作成するためにある。 AR アプリを作成する際、Reality Composer は .rcproject でファイルが保存され、ビルド時に .reality へ変換され内部のリソースとして実行される。 そのためコードからアクセスすると面倒なことがあるため、iOS アプリでよく使用されている通知という機能を使っている。 トリガーを説明しアク…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その24 - 強調アクションによる様々なアニメーション 編

…one or download」からリポジトリをクローンするか zip をダウンロード。 Emphasize フォルダが今回のサンプル。 iPhone や iPadOS に Reality Composer がインストールされていれば、ダウンロードした zip を展開し rcproject を開いて中身を見ることができる。 github.com まとめ 簡易なアニメーションをつける際には、こちらを使用してみるのも良いかもしれない。 次回は通知のトリガー / アクションについて

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その23 - USDZ アニメーションとカメラを見る 編

…。 Reality Composer では USDZ で設定されているアニメーションを再生したり、 カメラに対してオブジェクトを振り向かせることができる。 注意点としては USDZ アニメーションは再生のみをサポートし、カメラを見るアニメーションをせず即振り向く様になっている。 今回はカメラに「カメラの近く」のトリガーも使用しているため併せて紹介する。 カメラの近くのプロパティ 影響を受けるオブジェクトの選択と、トリガー発動の有効範囲のが球となっており半径の距離が設定できる。…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その22 - シーンの切り替え 編

…。 Reality Composer ではアンカーの設定を持つ複数のシーンが設定できる。 シーンの切り替えを行う際には複数のシーンが必要であるため、 右上「...」の詳細から「シーンピッカー」を選択してウインドウを表示。 右上の「+」ボタンをタップすると新たなシーンが選択され、アンカーの選択が促される。 (iPadOS や macOS の場合は左上の「シーン」ボタンから「シーンピッカー」を表示する) 「水平方向」から「水平方向」など同じアンカーを選択するとそのままシーンが遷移…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その21 - 音の再生 編

…。 Reality Composer の音の再生するアクションに関しては以下の3つがある。 サウンドを再生 環境音を再生 ミュージックを再生 「サウンドを再生」はオブジェクトベースの音響になっており、オブジェクトの位置から音が鳴る。 そのため、カメラからオブジェクトが遠ざかれば音が小さく、近づけば音が大きくなる。 用途的には短い効果音などを再生する様な形。 「環境音を再生」「ミュージックを再生」は位置に関係なく鳴るため BGM の様な音を再生する。 ちなみに自分はこの2つのア…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その20 - 物理アニメーション 力を加える編

…は Reality Composer や .reality を読み込んだ QuickLook のプレビューで物理シミュレーションを行った操作を行うことができる。 試してみる アンカーを選択 新規作成から水平方向のアンカーを選択し、物理シミュレーションがわかりやすい様に球体のオブジェクト選択する。 今回はわかりやすい様にワープマーブルを選択。 ビヘイビアの設定 今回はタップして「力を加える」アクションをつくる。 ビヘイビアにそのテンプレートがあるのでそれを選択。 テンプレートを…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その19 - 物理アニメーション 重力編

…。 Reality Composer や RealityKit でも SceneKit 同様に何もしなくてもシーン全体で物理アニメーションの処理がされている。 SceneKit ではカテゴリマスクなどの設定が必要だったが、Reality Composer のシーンでは重力加速度と地平の物理判定の設定しかないため、簡単に物理アニメーションの設定を行うことができる。 また、以前も書いたがオブジェクトでは物理アニメーション用の種類と判定用の素材と形しかなく覚えることが少ない。 試し…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その18 - オブジェクトの周りで回転させるアニメーション編

…択 Reality Composer を起動。 「+」ボタンなどから新規作成し、アンカーを選択のウインドウを表示。 なんでも構わないが、今回もとりあえず「水平方向」を選択。 オブジェクトの作成 オブジェクトライブラリから星のオブジェクトを配置する。 パラメータは以下のように設定。 一応、デフォルトでは立方体が配置されているが変えたければ消してもらって構わない。 ただ、今回は何かを中心に星のオブジェクトを回転させるため、なんかしらのオブジェクトが必要になる。 ビヘイビアの追加 …

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その17 - 基礎的なアニメーション編

…は Reality Composer で実際にアニメーションをつくつてみる。 アニメーションに関しては前回で説明しているようにビヘイビアのアクションを使用し、 今回はシーン開始で動作するトリガーを使用しテキストのオブジェクトをアニメーションさせるアクション/アクションシーケンスを作成してみる。 試してみる アンカーを選択 Reality Composer を起動。 「+」ボタンなどから新規作成し、アンカーを選択のウインドウを表示。 なんでも構わないが、今回はとりあえず「水平方…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その16 - アニメーションの基礎知識編

…。 Reality Composer でのアニメーションでは以下の4つがあり、音の再生、待機、カメラを見る、通知以外のもの。 オブジェクトを移動、回転、拡大して動かすアニメーション 表示状態のアニメーション 物理アニメーション USDZ で設定されているアニメーション オブジェクトを動かすアニメーションは「移動/回転/拡大」のものが絶対座標と相対座標であり、オブジェクトの周囲を回るオービット回転のみを行う回転がある。 また強調というアクションが用意されており、複数の動作が1回…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その15 - トリガー 編

…め、Reality Composer だけで使用できるのは4つ。 タップ シーン開始 カメラの近く 衝突 通知 タップ アプリでの説明 「オブジェクトがタップされたときにトリガします」 「影響を受けるオブジェクト」でオブジェクトの選択が可能で、タップした際にアクション / アクションシーケンスが再生される。 シーン再生 アプリでの説明 「シーンが開始されたときにトリガします」 設定項目なし。 シーンが開始された際にアクション / アクションシーケンスが再生される。 カメラの近…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その14 - ビヘイビア 編

…生 Reality Composer でのアニメーション再生方法は複数あり、画面上部の再生ボタンはシーン全体の再生を行い、 ビヘイビアのタイトルの横にあるものはビヘイビア全体を再生し、 アクションはそのアクションのみを再生する。 その他 画面上部「…」ボタンをタップすると、下のような画面へ遷移し、ビヘイビアの設定がここで変更できる。 ビヘイビアの名前、このビヘイビアを有効にするか動作さない無効の状態にするかのスイッチ、モーダル(動作不明)、アクションをループ再生させるループシ…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その13 - オブジェクトの追加(USDZ)編

Reality Composer での USDZ のインポートは以前もしているが補足として書いてみる。 これまでの Reality Composer のオブジェクト追加はアプリ自体で用意されているオブジェクトを使用していたが、今回は自前で追加する USDZ ファイルと Apple が用意している USDZ ファイルについて。 大きな違いは、Apple が用意しているものはマテリアル(素材)に関して若干変更できることとアニメーション設定がないこと。 逆に自前のものはマテリアルは…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その12 - オブジェクトの追加(表/グラフ)編

今回は画面上部「+」ボタンから追加可能な表のオブジェクトについて。 CSV から棒グラフや円グラフを作成するオブジェクト。 使用できるものは2タイプあるがプロパティのパラメーターが違うだけで、同じオブジェクトである。 CSV の読み込みとデータの詳細 2行の CSV を読み込み表にすることができ、タブ区切りの tsv は読めない。 また csv でも値がコンマがありダブルクオートなどのエスケープしているものも読み込めず、多分2行目は数値しか読み込むことができない。 表の種類 …

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その11 - オブジェクトの追加(サイン)編

今回は画面上部「+」ボタンから追加可能なサインのオブジェクトについて。 サインは支えがあるまたはない看板のようなオブジェクトを作成が可能。 使用できるものは2タイプあるがプロパティのパラメーターが違うだけで、同じオブジェクトである。 サインの種類 サインは看板部分の形状と支えになる取り付け部分で構成される。 形状6、取り付けは無いものも含めて7つある。 タイプ(種類) 長方形 ひし形 円形 三角形 逆さまの三角形 八角形 取り付け 吊り下げ(シングル) 吊り下げ(ダブル) 吊…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その10 - オブジェクトの追加(コールアウト)編

今回は画面上部「+」ボタンから追加可能なコールアウト(吹き出し)のオブジェクトについて。 使用できるものは3タイプあるがプロパティのパラメーターが違うだけで、同じオブジェクトである。 コールアウトの種類 以下の3つがある。 以前と同様に素材と素材の色は割愛。 スピーチ 考え 感嘆符 パラメーターのデフォルト値 文字色と吹き出し部分色の塗り分けができ、感嘆符のみ吹き出しの側面を塗ることができる。はは吹き出しのちょろっとなっているテーと部分となっており、テールの位置は真下を0度%…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その9 - オブジェクトの追加(矢印)編

今回は画面上部「+」ボタンから追加可能な矢印のオブジェクトについて。 使用できるものは3タイプあるがプロパティのパラメーターが違うだけで、同じオブジェクトである。 前回同様、位置、回転、拡大縮小、素材と素材の色については割愛。 種類 大きく分けて平面の矢印に厚みをつけたものと円錐と円柱で立体的な2種類ある。 さらに形状の変更が6種類あり、先端と終端でそれぞれ4種類形状変更ができる。 矢印の形状の設定 図形 ストレート Uターン 90°で曲がる 一重の円形 二重の円形 三重の円…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その8 - オブジェクトの追加(テキスト)編

今回は画面上部「+」ボタン、macOS ではテキストボタンから追加可能なテキストのオブジェクトについて。 テキストは端末にインストールされているフォントを使い厚みを持たせた 3D のオブジェクトをシーンに追加する。 ちなみに iOS 13 から追加されたカスタムフォントを使用することはできないので注意。 以下の説明では以前も書いているため、位置、回転、拡大縮小、物理シミュレーション、素材、素材の色に関しては割愛。 プロパティ フォントフェイスやフォントの大きさ、色や厚み(太さ…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その7 - オブジェクトの追加(シェイプ)編

…リング部分の太さが変わる。 そのため、厚さの値を大きくすると中央の穴は狭くなり、形状全体が太くなる。 「変更」ボタンで表示されるハンドル 高さと太さの設定変更ができる。 デフォルト値 直径 12.5cm 厚さ 3.5cm まとめ 基本図形として用意されているシェイプの説明を書いてみた。 Reality Composer ではテクスチャの設定はできないが、色の設定ができるため、ざっくりとした形状のものはシェイプだけでもつくることはできる。 次回はテキストのオブジェクトについて。

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その6 - オブジェクトの追加の基本と共通機能編

…。 Reality Composer でのオブジェクトの大まかな違い Reality Composer の UI 上部の「+」ボタン(やテキストボタン)を押すとオブジェクト列挙されたコンテンツライブラリが開きそこから選択していくわけだが、大まかに分けて以下のオブジェクトの種類がある。 ユーザーが用意した USDZ ファイル Apple が用意した USDZ ファイル ビルトインのシェイプ 追加できるオブジェクトの種類 ファイル読み込みからの USDZ 様々なプリミティブ形状が…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その5 - プロパティとその設定編

…。 Reality Composer のプロパティ編集は主に2つで、シーンとオブジェクトのパラメータを操作する際に表示される UI となる。 シーンでのプロパティ シーンのプロパティではシーンの名称変更と「アンカー」と「シーンの物理」がある。 アンカー 新規作成と同様に水平方向、垂直方向、顔、イメージ、オブジェクトが用意されており、新規作成後にアンカーの設定を変えることができる。 垂直方向と顔の認識はそれ以外と Y と Z 軸が変わり Z 軸が上方向になるので注意。 シーンの…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その4 - さまざまアンカー編

…。 Reality Composer で言うアンカーとは AR が動作の基準となる目印のようなもので、最初に試した水平平面や顔などを認識し基準点を作成しオブジェクトを配置する。 アンカーの設定は新規作成時に5つのアンカーの中から選択するか、シーンでオブジェクトを選択していない状態でプロパティを開くとアンカーの変更を行うことができる。 アンカーの種類 設定できるものは以下の5つで「水平方向」と「顔」に関して前やったので割愛。 水平方向 垂直方向 イメージ 顔 オブジェクト 垂直…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その3 - 主なユーザーインターフェイス編

…は Reality Composer のメイン画面のユーザーインターフェイスについて。 Reality Composer では macOS 版と iOS /iPadOS 版でリリースされており、UI が異なっているが基本的にはどのプラットフォームでも全ての機能にアクセスできるようになっている。 書き出しの UI のみ前回やったので省略する。 各プラットホームでの違い macOS と iPadOS 版はほぼ同じ UI を有し、iOS では上部に undo を除く5つのボタンと少…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その2 - reality ファイルの書き出しとプレビュー編

…は Reality Composer のざっくりした説明を書いたが今回はファイルの書き出しとプレビューについて。 Reality Composer でのファイルの保存は2種類あり、Reality Composer のプロジェクトである .rcproject と書き出しから行う .reality の2つがある。 Reality Composer での reality ファイルとは何か AR アプリで RealityKit を開発に使用する場合、Xcode では .rcproje…

iPhone と Reality Composer で始める簡単 AR その1 - 概要編

Reality Composer について勉強を兼ねて書いてみる事にした。 Reality Composer は WWDC 2019 で新しい AR のフレームワーク RealityKit と共に発表された開発環境の1つで SceneKit でいう Scene Editor。 オブジェクトの配置や振る舞い、AR のプレビューやプレビュー用のファイルを簡単に作成することができるアプリケーションである。 Apple アプリ開発環境 Xcode とは別のアプリとなっており、macO…

USDZ を手軽に作成できる Reality Converter Beta がリリース

…後 Reality Composer の同様に Xcode に付属すると予想。 Beta 版でスクリーンショットが取れないため News の文言をざっくり訳。 新しい Reality Converter アプリを使用すると、Mac で 3D オブジェクトを簡単に USDZ へ変換、表示、変更ができる。 .obj、.gltf、.usd などの一般的な 3D ファイルをドラッグ&ドロップするだけで、変換された USDZ を表示し、 マテリアルプロパティから自前のテクスチャへカスタ…