ARKit
新しい iPad Pro で LiDAR センサーによる現実世界の遮蔽物の検知ができる機能(オブジェクトオクルージョン/リアルワールドオクルージョン)が加わったことに伴い、Reality Composer のバージョンが上がりバグ修正と新しい機能が追加された。 新機能は以下…
SceneKit の ARKit でやった様に背景をカメラ画像から静止画にして VR チックなものを作成してみる。 Reality Composer ではカメラ画像を変更することはできないので、球のマテリアルに 360 度写真を貼り付けて表面の法線を反転することで背景画像を作ってみ…
書き忘れていた情報ハブについて。 これについては特に説明は要らないのだが、まぁ、とりあえずというところ。 Reality Composer のプロジェクトファイルはrcproject ファイルとして保存され、以前説明した通りフォルダの中にファイルが詰め込まれたもの。 …
今回はトリガー / アクションの通知について。 本来、Reality Composer は AR アプリ用のリソース作成用のツールであり、 RealityKit と連携して AR アプリを作成するためにある。 AR アプリを作成する際、Reality Composer は .rcproject でファイルが保存…
今回は忘れていた強調のアクションについて。 様々なアニメーションのプリセットとなるモーションタイプが用意されており、 以下のものがある。 ポップ 点滅 バウンス 反転 浮遊 揺れる パルス 回転 さらに上の 8 個にアニメーションに対してさらにスタイル…
今回は「USDZ アニメーション」と「カメラを見る」のアクションについて。 Reality Composer では USDZ で設定されているアニメーションを再生したり、 カメラに対してオブジェクトを振り向かせることができる。 注意点としては USDZ アニメーションは再生の…
今回はシーンの切り替えについて。 Reality Composer ではアンカーの設定を持つ複数のシーンが設定できる。 シーンの切り替えを行う際には複数のシーンが必要であるため、 右上「...」の詳細から「シーンピッカー」を選択してウインドウを表示。 右上の「+…
今回は音の再生について。 Reality Composer の音の再生するアクションに関しては以下の3つがある。 サウンドを再生 環境音を再生 ミュージックを再生 「サウンドを再生」はオブジェクトベースの音響になっており、オブジェクトの位置から音が鳴る。 そのた…
今回は前回に引き続き物理アニメーションについて。 直線方向に力を加えるアクションがあり、トリガーの設定よっては Reality Composer や .reality を読み込んだ QuickLook のプレビューで物理シミュレーションを行った操作を行うことができる。 試してみる…
今回は物理アニメーションでのシーン全体での処理について。 Reality Composer や RealityKit でも SceneKit 同様に何もしなくてもシーン全体で物理アニメーションの処理がされている。 SceneKit ではカテゴリマスクなどの設定が必要だったが、Reality Compo…
今回はオブジェクトの周りで回転させるアニメーションについて。 このアクションについては WWDC のセッションで多用されていたのでさらっと書いてみる。 また回転アクションと使用時の注意点などを説明する。 試してみる アンカーを選択 Reality Composer …
今回は Reality Composer で実際にアニメーションをつくつてみる。 アニメーションに関しては前回で説明しているようにビヘイビアのアクションを使用し、 今回はシーン開始で動作するトリガーを使用しテキストのオブジェクトをアニメーションさせるアクショ…
今回はビヘイビアのアクション/アクションシーケンスを使用したアニメーションの基礎について。 Reality Composer でのアニメーションでは以下の4つがあり、音の再生、待機、カメラを見る、通知以外のもの。 オブジェクトを移動、回転、拡大して動かすアニメ…
今回はオブジェクトの振る舞いをの起点となるトリガー(トリガ)について。 トリガーの種類 トリガーは5つ。 通知は RealityKit 用のため、Reality Composer だけで使用できるのは4つ。 タップ シーン開始 カメラの近く 衝突 通知 タップ アプリでの説明 「…
オブジェクトをタップなど振る舞いを開始させるための動作であるトリガー(トリガ)、オブジェクトなどに1つ以上の振る舞いをもたせるアクション(アクションシーケンス)を合わせて、ひとつのビヘイビアとなる。 ビヘイビア追加時にはトリガーとアクション…
Reality Composer での USDZ のインポートは以前もしているが補足として書いてみる。 これまでの Reality Composer のオブジェクト追加はアプリ自体で用意されているオブジェクトを使用していたが、今回は自前で追加する USDZ ファイルと Apple が用意してい…
今回は画面上部「+」ボタンから追加可能な表のオブジェクトについて。 CSV から棒グラフや円グラフを作成するオブジェクト。 使用できるものは2タイプあるがプロパティのパラメーターが違うだけで、同じオブジェクトである。 CSV の読み込みとデータの詳細 …
今回は画面上部「+」ボタンから追加可能な矢印のオブジェクトについて。 使用できるものは3タイプあるがプロパティのパラメーターが違うだけで、同じオブジェクトである。 前回同様、位置、回転、拡大縮小、素材と素材の色については割愛。 種類 大きく分け…
今回は画面上部「+」ボタン、macOS ではテキストボタンから追加可能なテキストのオブジェクトについて。 テキストは端末にインストールされているフォントを使い厚みを持たせた 3D のオブジェクトをシーンに追加する。 ちなみに iOS 13 から追加されたカス…
今回は画面上部「+」ボタンから追加可能なオブジェクト基本図形である10種類のシェイプについて。 以下、作成できる基本図形であるシェイプ。 名称は iOS / iPadOS で見ることはできないが、macOS ではコンテンツライブラリで Option を押すと見ることがで…
今回はオブジェクトの追加と共通機能について。 追加可能のオブジェクトと共通機能というか編集できるプロパティをそれをいじっていく形。 Reality Composer でのオブジェクトの大まかな違い Reality Composer の UI 上部の「+」ボタン(やテキストボタン)…
オブジェクトの追加について書こうとしていたが、オブジェクトの説明の際にプロパティに触れるのでこちらを先に説明してみる。 Reality Composer のプロパティ編集は主に2つで、シーンとオブジェクトのパラメータを操作する際に表示される UI となる。 シー…
今回はアンカーについて。 Reality Composer で言うアンカーとは AR が動作の基準となる目印のようなもので、最初に試した水平平面や顔などを認識し基準点を作成しオブジェクトを配置する。 アンカーの設定は新規作成時に5つのアンカーの中から選択するか、…
今回は Reality Composer のメイン画面のユーザーインターフェイスについて。 Reality Composer では macOS 版と iOS /iPadOS 版でリリースされており、UI が異なっているが基本的にはどのプラットフォームでも全ての機能にアクセスできるようになっている。…
前回は Reality Composer のざっくりした説明を書いたが今回はファイルの書き出しとプレビューについて。 Reality Composer でのファイルの保存は2種類あり、Reality Composer のプロジェクトである .rcproject と書き出しから行う .reality の2つがある。 R…
Reality Composer について勉強を兼ねて書いてみる事にした。 Reality Composer は WWDC 2019 で新しい AR のフレームワーク RealityKit と共に発表された開発環境の1つで SceneKit でいう Scene Editor。 オブジェクトの配置や振る舞い、AR のプレビューや…
AR とはとなんぞやと問われると困るけど、Augmented Reality の略なので拡張現実と呼ぶものらしい。 拡張現実と言われてもよくわからない感じはあり、現状では仮想空間にデジタルな処理をされた現実空間をミックスしたものとなっている。 個人的には、拡張さ…
obj、glTF、USD ファイルをドラッグ&ドロップで USDZ へ変換できる Reality Converter の Beta 版がリリースされた。 開発者アカウントが必要になるが以下の URL からダウンロード可能。 https://developer.apple.com/news/?id=01132020adeveloper.apple.com…
Beta 版から記事を起こしているため今後変更される可能性あり。 WWDC 19 のセッションで行なっていたように、Xcode 11 の SceneKit のシーンファイル (.scn) などを閲覧、編集を行う Scene Editor から USDZ ファイルを書き出すことができるようになった。 …
変更は大まかに 4 つだが、 ARView は RealityKit の機能なので割愛して 3 つ。 ARCamera ARCamera.TrackingState.Reason 以下のプロパティ、メソッド、演算子が追加。 var hashValue: Int func hash(into: inout Hasher) static func == (ARCamera.Tracking…