Apple Engine

Apple, iPhone, iOS, その周辺のことについて

2019年はじめに思う Apple におこなってもらいたいこと

なんとなく書いてみた。
あまり内容はない。

 

iPhone のカメラ性能をよくする

スマートフォンのアプリでもっとも長い時間使われているのは SNS アプリであり、 SNS のアプリで閲覧や文字を書く以外で時間が使われているのは写真(動画)撮影だろう。

絵を描いたり、楽器の演奏や作曲、歌唱などは長い期間の練習を経て習得する技術であるが、 カメラに関しては習得するべき技術が身体的なものではないので、機械で技能を拡張することができる。

そのため、カメラ性能を上げる戦略は正しく、 Hauwei の様にレンズやセンサーを工夫したり、Google Pixel 3 のように専用チップを開発して、カメラ機能にウエイトを置くのは当然だと思われる。

噂では次期 iPhone では3つ目のカメラを搭載するとのことだが、個人的にはカメラセンサーの向上による鮮明さと夜間で撮影した際のノイズ除去を頑張ってほしい。

 

Siri をより賢く

正直、AR や VR の世界より先に Siri 等のヴァーチャルアシスタントシステムの機能向上の方が人々の生活に役立つとは思っている。

現状、アメリカで使用できて日本で使用できない Siri の機能があるので、まずはそこから。

 

HomeKit 製品の拡充

生活の中心となる家電でとして Media Hub や Home Hub などの構想はあったが、いまだに実現されておらず、生活の中ではスマートフォンがその役割を奪ってしまった。

ただ、家電の操作をリモートで行うことができれば、便利さが上がり、生活はもっと楽なものになるだろう。
家電各社は色々な試みを行なっているが HomeKit に対応していただきたいところ。

HomeKit 対応する場合、Lightning ケーブルの様に専用のチップや契約が必要であるため、 厳しさはあるが、今年の CES ではテレビなど HomeKit 対応を謳ったものが増えてきた。

とりあえず、日本では2年間費用無償とか土下座でもして Panasonic あたりに Apple は HomeKit 対応をしてもらってほしい。
照明スイッチやエアコンなど Apple TV 経由で家に近づくと ON になるとか可能になるので。

HomeKit 対応製品が増え広まれば、Apple が人々の生活を掌握できる様になる。
Apple 製品が売れている国に関しては早急にホームオートメーションのシェアを掴んでいく必要性があると思われる。

 

AR や VR と仮想現実空間

AR に関しては Siri や HomeKit の機能強化の先の話だと思われるが、 AR グラスなど常時体験できるならアシスタントデバイスとして、製品ラインナップやプラットフォームの強化がされる。

今の ARKit ではできない遮蔽物の認識が可能になれば、2.0 で追加された空間共有とともに仮想空間での幅広い表現で可能になるだろう。

また、A12 / A12X Bionic での Metal 機能強化で macOS の GPU 機能と同等のもの(性能ではないので注意)が使える様になったため、 AR グラスや VR なども期待できそうではある。

 

Apple Watch の高機能版

Apple Watch Pro のような存在。
ある程度需要はある気はする。

現状、iPhone アプリからのデータ転送なので、プリインストールされている Apple 謹製アプリはセルラーで動く場合があるが、多くのアプリが iPhone なしではちゃんと動作しないので。

バッテリー持たなそうだけど。

 

インナーイヤー型の AirPods

現状の AirPods は、東京など人が密になっているところでは、外界の音がうるさすぎてボリュームを上げる必要があり面倒なので。
Beats X を使えばよいのだが、バッテリーの問題でインナーイヤー型の AirPods が出てくれればと思っている。

Apple の中の人は山手線とか鉄道の駅や電車で AirPods を使ってフィールドテストして欲しい。わりと辛い。

 

今後の macOS

多分、いつか iOS と macOS は同等のものになるとは思っている。
Apple A チップの機能がディスクトップに迫ったり、Metal 機能が同じ様になったりと歩み寄っており、iOS のアプリにメニューバーやタッチバーつけるぐらいの手軽さにはなってほしい。

問題があるとするなら OpenGL が廃止になり Metal でアプリの表示を描画することになる点だろう。

ただ Metal は WWDC 2014 で発表されており、もう 5 年目を迎えそうなので、もうそろそろ諦めて OpenGL から解脱してほしい。

 

まとめ

Apple はハードとソフトを上手く融合させてユーザー体験を提供するメーカーではあるが、来るべき PC/Mac などのコンピューターの終焉(専門職以外使わなくなる)とスマートフォンのコモディティ化を考えると、Siri や AR などを絡めたアシスタントや Apple Music などサービスの提供を強化していく流れになるだろう。