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新しい Mac mini を買うべきか、待つべきか

新しい Mac mini は HDD のストレージがなくなり SSD のみとなったため、1番下の価格が税込で9万を超えるようになり、妥当な価格だが、かなり値上がってしまった。

旧 Mac mini から安く買い換えたい人や、既にディスプレイや入力装置等々を持っている人向けで買う人を選ぶ。
ちなみに「ギガビットEthernet」から「10ギガビットEthernet」に変更すると税別で ¥11,000。

 

価格 (税別)

第8世代 Intel Core i3 (4コア)、メモリ 8GB、128GB SSDストレージが
¥89,800

第8世代 Intel Core i5 (6コア)、メモリ 8GB、256GB SSDストレージが
¥122,800

 

CPU のアップデート

  • i3 > i7 ¥33,000円
  • i5 > i7 ¥22,000円

 

メモリ

  • 16GB +¥22,000
  • 32GB +¥66,000
  • 64GB +¥154,000

 

ストレージ

  • 256GB SSD +¥22,000
  • 512GB SSD +¥44,000
  • 1TB SSD +¥88,000
  • 2TB SSD +¥176,000

 

他の Mac と比較してみる

デスクトップ向けの CPU であるため、MacBook Pro 13inch の同構成ならスペックは高くなる。

15inch でも同構成の mini の方が高性能なのだが、mini は以前と異なり外部の GPU がないため GPU の能力は 15inch が高い。

iMac とは比較が難しいが1世代前の CPU であるため mini の方がスペックが上がっている。

ちなみに Core i3 は非力に思われるが、iMac に載っている第7世代 Core i5 と同等である。

 

eGPU を足してみる

内臓 GPU しかないため、Adobe 系や 3DCG、Davinci Resolve などクリエイティブ系のツールを使う場合、GPU パワーを上げた方がよいだろう。

以下、Apple Store で販売されているもの

  • Blackmagic eGPU (Radeon Pro 580) ¥89,800
  • Blackmagic eGPU Pro (Radeon RX Vega 56) ¥149,000

 

多分、Thunderbolt 3 の転送速度がボトルネックになり、Vega 56 の場合フルパワーは出せないため価格分の機能向上は見込まれないと予想する。
また、他の 650w の eGPU Box + Vega 56 の方が安い。

i7、メモリ 32GB、1TGB SSD の Mac mini に 4K や 5K のディスプレイ、Vega 56 を足すと iMac Pro と同じぐらいの価格になり、さらに CPU が Xeon になり高機能かつ高速になる。

正直、足すなら 580 が妥当だと思う。

 

まとめ

アプリの動作的にメモリ 16GB あった方がよいと思われる。

勤め先が 8GB なのだが Illustrator CC 2019 が割とメモリが足りなくてクラッシュする。
またサポート対象外になるが裏蓋を開けると自分で増設できるので自前で足しても良いだろう。

 

システムに容量を取られるのでストレージ 256GB がベースと考える方がよいかと。

 

CPU に関して用途次第だが、わりと i7 へのアップグレード価格は高くない。

 

まとめるとこんなところ

  • i3, メモリ16GB, ストレージ256GB ¥133,800
  • i5, メモリ16GB, ストレージ256GB ¥144,800
  • i7, メモリ16GB, ストレージ256GB ¥166,800

 

CPU、ストレージ、10GBイーサは後から変更できないので迷ったらグレードを上げるべし。

 

多分、来年は第9世代の CPU を持つ iMac が出そうな感があるのでそれまで待っても良いかもしれない。