年末年始に向けて買うべき Apple 製品
2018 年も終わってしまうのでまとめてみる。
Apple 製品を買う上でまず知っておくべき知識があり、製品の製造中止後 5 年間でビンテージ製品、7 年でオブソリート製品となり、オブソリートになると Apple では修理ができなくなる。
要するに、修理のサポート期間が決まっているため、長く使いたい場合は発売後購入した方が寿命が上がることとなる。
プロ向けに関しては価格が高いが製造中止になるまでの期間が長い。
また、基本的には価格に比例して機能が上がるので、長く使いたい場合は真ん中や上位の構成を選ぶべきだろう。
Mac
Mac Pro / iMac Pro / iMac
来年、新しい Mac Pro が出ると宣言しているので Mac Pro は待ち。
もしスペックが欲しいなら Mac Pro より iMac Pro を選択すべし。
Mac Pro 12 core より iMac Pro 8 core の方がスペックが高いので。
iMac Pro はエントリーで 8 Core + Xeon 用の命令と GPU が Vega 56、それと 5K ディスプレイ付きだ。
持ち運ばずにラップトップで高スペックにするなら iMac Pro の方がよいだろう。
iMac はコスパが良いのだが、2017 より新しいものが出ていないので価格の割には微妙な感はある。
来年出る場合、9世代目の intel CPU と 次の世代の Radeon GPU が載る可能性があるので待つのもよいかも。
Mac mini
GPU スペックがあまりいらなく持ち運びをしないなら Mac mini。
スペック的に i3 は微妙だが i5 や i7 はわりと高性能。
CPU で考えると Mac mini i7 は 6 コアの Mac Pro や 2017 の iMac i7 よりスペックが高い。
eGPU を足すと 10 万ぐらい追加投資になるのでストレージやメモリ、高解像度のディスプレイを買うと iMac Pro 8 Core と価格があまり変わらなくなる可能性があるので注意。
MacBook / MacBook Air
現状の MacBook に関しては正直買う選択が難しく Air が選択肢かと。
エントリーモデルはマシンスペック的に非力なのでクラムシェルの筐体が必要なく文字ベースの作業なら iPad Pro の方がよい気がする。
当たり前だが i7 版は i5 しかない新しい Air より速い。
古い型の MacBook Air を今購入するには厳しいかと。
新しい型の方はディスプレイが狭額縁に伴い 13 インチとなり、USB-C のコネクタが2つ、Touch ID が付き 8 世代の i5 からエントリーモデル 2 コア。
MacBook の i5 より世代が上がっているため、CPU や GPU がスペックが上がっている。
価格、ディスプレイサイズ、Touch ID、マシンスペック、USB-C のコネクタの数から考えると MacBook より Air の方がよいだろう。
MacBook Pro
Touch Bar のないものは CPU が型落ちになってしまっているので選択肢から外れる。
以前、このブログで紹介しているように、8世代の CPU になりコア数が上がったので CPU スペックが大幅に上がった。
用途によっては CPU の強化より、メモリやストレージを強化した方がよいかもしれない。
15 inch の i9 は i7 の差が少なく、TurboBoost でスペックを高くし動作する場合は一定の条件がある。
GPU の Vega 16, 20 は妥当なアップグレード価格だが、30万の型からしか選択できない。
また、eGPU は Thunderbolt 3 の自体の問題でコストに対して劇的スペックが上がらない。
ラップトップを使用したくて、時折 GPU をブーストしたい人向け。
iOS 端末と他の製品
iPhone
iPhone X を使用していなく、コスト安く済ませたいなら XR 一択。
8, 8 Plus と値段があまり変わらないので。
7, 7 Plus に関しては Apple A チップ的にスペックが低いのとバッテリー持ちがよくない。
6s、6s Plus、SE は生産終了しているので今から買う端末としては厳しい。
XS と XS Max の場合、どちらかを取るとなると中身が変わらないので、大きさと重さ次第。
Max は大きさ的にポケットに入らないか入りづらく、重さが缶コーヒーぐらいある。
iPad
現在販売されている iPad は 3世代目と 10.5 インチ の Pro、9.7 と mini。
長くもたせたいなら3世代目を買うべし。
iPhone のように数年で替えるようなものではないので高いスペックのものを買うのがよいと思う。軽くなったし。
iPad mini に関しては、多分今後ラインナップから外れそうなので、これを買った場合は次回はでかいサイズを買うことになるので厳しさはある。
10.5 インチと 9.7 インチは A10X でまだ戦えるスペックだと思われる。
ただ、アクセサリーは売られなくなる可能性があるのでお早めに。
特に 10.5 インチ。
Pro 11、12.9 インチに関しては Apple Pencil 使うなら 12.9 の方がよいだろう。
狭額縁になり 12.9 が軽くなったとはいえ、Smart Keyboard Folio はそれなりの重さがあるので実際店頭でキーボード込みの重さとサイズを確認してほしい。
Apple Watch
通知が頻繁に来る人や運動を計測するなど使用用途が明確な人向けで、商品としては購入が最も難しい。
まわりでつけている人が何人かは脱落した。
試すなら Series 3 でもよいかもしれないが、S チップの高機能化と画面サイズが大きくなっているので 4 でもよいかもしれない。
3 と 4 で差額が少ないし。
サイズとボディ、バンドに関してはお金次第。
多分、1番の障害は充電。
とりあえず3世代目の iPad Pro と USB-C ケーブルを持ち歩けば困った時充電できるよ。
また、Apple Watch の利点としては、Mac に Touch ID がなくても、同じ Apple ID の Apple Watch が近くにあればアンロックできる機能がある。
この機能のためだけに買うには割高だが。
Apple TV
iPhone を持っていて、テレビやディスプレイがあるのなら Apple TV を買うべきだろう。4K でも 19,800(税別) で Apple 製品にしては安い方なので。
ただ、来年 A11 か A12 を載せたものが出るかもしれないので次を待つのもあり。
大半の使用用途は AirPlay による iPhone、iPad もしくは Mac の画面転送だろう。
例えば、操作画面や View を大きな画面に転送することができる。
iPhone の場合、複数のアプリを上下や左右にスプリットすることができないため、AirPlay を使用すれば動画をテレビやディスプレイに映し、iPhone では他のアプリを操作することができる。
また動画閲覧を Apple TV のアプリで Amazon Prime、YouTube、Netflix、Hulu、AbemaTV、ニコニコ動画などがあるため、iPhone で操作しながら別画面で動画を再生できる。
Apple TV については音楽を聴いたりコンテンツを閲覧する端末でそれ以上の機能を期待しない事である。
AirPods
左右完全なワイアレスイヤフォンで、
今回価格的にも安くおすすめ。
ワイアレス充電が可能な次期バージョンが噂されている。
最強に手軽さがあるイヤフォン。
ケースがある分、Beats の製品の Wチップと比べて稼働時間が長いのが利点。
ただ、東京においては人の量の関係上、Bluetooth が切れたりするし、
自分は周りの音が大きすぎるため、ボリューム上げたり、周囲の音と出力される音の聴き分けに負担がかかるため室内でしか使っていない。
現状の Apple 製品の構成例
どの構成でも、映像鑑賞を日常的にして、テレビやディスプレイがあるなら Apple TV を買うことを勧める。
据え置き型の Mac + iPad + iPhone
iMac Pro や Mac mini と iPad の構成が最高だとは思っている。
テキストベースの作業やコンテンツの閲覧ならラップトップのiPad で十分かと。
Apple Watch があれば、Mac のアンロックもできる。
ラップトップ + iPhone
持ち運び向け。
正直、ラップトップと iPad は微妙に競合するので両方を上手く使い分けするのが難しい。
大きな画面で観たい場合は、ラップトップ、iPhone と共に Apple TV に流すと解決できる。
若干の遅延があるが、純正の Lighting と USB-C の HDMI コネクタとケーブルを買うお金とちょい足すと Apple TV が買えるのでおすすめ。
GPU に関しては eGPU を使用することが前提なら Air や 13 inch などスペックが低いものでもよいかもしれない。
iPad + iPhone
Mac で行う作業がなければ iPad で十分だと思われる。
iPad も iOS であり画面の大きさの変化と Apple Pencil の違いと大きなものはないため、iPhone と Apple TV という構成も良いかもしれない。
まとめ
一時期と比べて競合しているそこそこ商品があり、少し前と比べて価格が高くなっているので判断が難しくなった。
ひとまず、AirPods や Apple TV を買うだけでも便利さを体験できると思われる。