Xcode 11 での SceneKit の変更点 その4 - スクリーンスペースリフレクション
スクリーンスペースリフレクション (Screen-Space Reflection) とは
前回のリフレクションプローブと異なりカメラから反射を推定する。
そのため正確な反射にならない場合が多いが、それっぽい感じの表現をすることができる。
リフレクションプローブはライトだが、 スクリーンスペースリフレクションはシーンで設定するのであまり考えることが少ない。
プロパティやメソッドは過去記事参照。
以下の画像は通常のものとスクリーンスペースリフレクションのパラメーターを付加したもの。
これまでの SceneKit で使用されなかったわけではなく、似た様なものを指すなら SCNFloor だろう。
平面というのが約束されているため、SCNFloor の場合、カメラから反射した位置にもう1つのカメラを置き、この結果を SCNFloor にマテリアルに足している。
注意点
スクリーンスペースリフレクションはシーンに設定される。
そのためのリフレクションプローブがかかっていると異なる反射が両方とも適応されるので注意。
次回はカメラの機能追加について。