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Apple, iPhone, iOS, その周辺のことについて

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

iOS で SceneKit を試す(Swift 3) その53 - SceneKit の Point Of View

これまで紹介した SceneKit のカメラは、コードで設定するか、scn ファイル内のカメラで設定していた。 SceneKit の SCNView(SCNSceneRenderer)には pointOfView というプロパティがあり、 これに SCNCamera を設定しているノードを設定するとカメラに設定…

iOS で SceneKit を試す(Swift 3) その53 - SCNLight の Gobo と Category BitMask

シーン上でキャストシャドウを行うと基本的にはシャドウマップが作成される。 もし、ジオメトリの影を落とす際、細かなフォルムが必要なければ 事前にテクスチャ画像を作成したものを使用し、シャドウマップを生成させないことでライド使用時の負荷を減らす…

iOS で SceneKit を試す(Swift 3) その52 - Scene Editor の Light Probe

シーンで動かない物体にはライトマップでテクスチャに焼き付けると綺麗な見た目となるが、 キャラクターなど動くもがあった場合、光は反映されない。 Light Probe はシーンの色の変化とすべての方向から受け取る照明の強度を球体で設定し、 有効範囲にある P…

iOS で SceneKit を試す(Swift 3) その51 - Scene Editor の IES Light

IES Light はテキストデータのファイルを使用し照明のシミュレーションを行い陰や光を与える。 Directional Light とほぼ同じで、Scale のパラメーターがなく、IES ファイルの選択がある。 基本的にはライトからのシャドウマップで表現しているため、アーテ…

iOS で SceneKit を試す(Swift 3) その50 - Scene Editor の Directional Light

太陽光のように一定の方向に光を放つ Directional Light のご紹介。 設置位置に関わらず一定で光の影響を与える。 遮るジオメトリがあった場合に影を与えるキャストシャドウを設定することができる。 以下の画像は、ライトの位置を変更しても、光沢と影が変…

iOS で SceneKit を試す(Swift 3) その49 - Scene Editor の Spot Light と Cast Shadow (Shadow Mapping)

舞台照明で使用されているスポットライトを模した Spot Light のご紹介。 設置位置から円錐状に光の影響を与え、任意で遮るジオメトリがあった場合に影を与えるキャストシャドウが使用できる。 その前にキャストシャドウとは? シャドウマップというライトか…

iOS で SceneKit を試す(Swift 3) その48 - Scene Editor の Ambient Light

シーン全体に光を与える Ambient Light のご紹介。 設置位置に関係なく光の影響を与え、ジオメトリの暗部である陰の色を薄めたりできる。 シーン設定 iOS SceneKit のテンプレートでプロジェクト作成。 今回は床が必要ないので、ship.scn を表示するだけ。 S…

iOS で SceneKit を試す(Swift 3) その47 - Scene Editor の Omni Light と Attenuation

豆電球のような Omni Light の設定を見ていく。 Omni Light は設置位置によって光の影響を変化させるが、ジオメトリの影を落とすことはできない。 影は必要ないが光の影響を与えたい場合などで使用するのが良いかと思われる。 シーン設定 ひとまず、iOS Scen…

iOS で SceneKit を試す(Swift 3) その46 - SCNLight の共通設定

前回の書き忘れがあったのでライトの種類の前にこちらの紹介。 ライトには種類があったが、Light Probe 以外でいくつかの共通設定があるので、まずはこちらから。 Name コードで使用するための識別用の名前。 Light Probe でも使用可能。 Type ライトの種類…