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Apple, iPhone, iOS, その周辺のことについて

iOS のアプリ が macOS でも動くという噂

恐らく一番最初に報道していたのは Axios というサイト。

www.axios.com

どうでもよいけど、1月31日の記事なので、自分の予想のほうが早かった感はある。

 

実装的にはシミュレータが動作し、カメラなど一部機能は macOS の機能にアクセスするのだろう。
Drag and Drop や File Providor によるファイルアプリへのアクセスの API が追加されたのはこのための様な感じはする。

macOS で使っているファイルを同じデスクトップで動いている iOS にドラッグ&ドロップして動作する流れが実現できたら面白い。

多分、初期はアプリが動くだけで macOS との機能の繋ぎこみは後々となと予想される。

 

macOS で iOS のアプリが動く利点とは何か

実装がどうなるか分からないが、もし、これを実行する専用の iMac Pro の T2チップの様な SoC が付き、 最適化されるのであれば、現状動いている macOS のアプリより速く、バッテリーを食わない可能性がある。
重量級のアプリは macOS ネイティブ、軽い作業は iOS のアプリという運用になるのではないかと思われる。

また、Mac のシェアから考えると macOS のアプリの開発を行う人が、今後少なくなるだろう。
macOS での使いやすさはどうなるか分からないが、iOS アプリが動作するのであれば、 結果的に macOS アプリが増えることとなる。

そうなると、画面サイズ的に iPad のアプリベースの UI でのものと想定されるので、iPhone よりアプリの少ない iPad 対応アプリも増えると予想され、
ユーザーから見ると、最良の選択だと思われる。

一応、UIWindow を複数使用することで iOS でも複数のウィンドウを表示するアプリも作ることはできる。

(iOS で複数のウインドを使用している例としては Keynote で AirPlay や HDMI を使用した複数のディスプレイで表示している際の発表者ディスプレイのモード)

 

たぶん現実には起きない妄想

Macintosh PowerBook Duo の様に、macOS へ Thunderbolt 3 や Air Play 経由で iOS 端末を繋いで、 iOS アプリを macOS のデスクトップで動かすとかも面白いかも。
取り回しが煩雑になるのでやらないだろうとは思うけど。

 

個人的な問題点

基本的にはペンタブレットで作業しているため、もし iOS のアプリが動くとピンチインの動作が面倒。