Powerbeats Pro と 第2世代 AirPods の違い
iOS の復元ファイルである .ipsw のリソースファイルから Powerbeats Pro がリークされていたが、正式に発表された。
自分は Monster 時代の Beats by Dr. Dre のイヤフォンを 2 回、Apple になってから 1回買ったことがあり、
平打ち麺のようなケーブルが外圧に耐えきれず物理的に切れたり、内部で断線するパターンが1年以内に必ず発生したりしていた。
Beats X でも断線の話はよく聞く。
(国内のイヤフォンで断線したことはないし、iPhone 7 の時に買った Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタもまだ壊れていないのでそこそこ丁寧に扱っている方だと思う)
Powerbeats Pro は AirPods のように左右独立型のワイアレスイヤフォンになったため、この心配はなくなるだろう。
発売は5月予定で、色は Ivory, Moss, Navy, Black の4色。
Powerbeats Pro Totally Wirelessイヤフォン - ブラック - Apple(日本)
第2世代 AirPods と比べてみる
利点
- カナル型になったため AirPods が耳から落ちる人でもフィットする場合がある(個人差あり)
- カナル型になり外の音が遮断できるため AirPods より音量が大きくない状態で聞く事ができる。
- 耐汗・防沫 (PowerBeats3 Wireless と同じなら IPX 4)
- 最大9時間の再生(AirPods は最大5時間)
- ボリュームの物理ボタンがあり声以外でも本体操作ができる
- AirPods より音が良いとのこと
- 日本の販売価格が若干安い
フィット感と運動に使うかが買う目的だと思われる。
日本の場合、治安が良いため外でも耳を完全にイヤフォンで遮断してしまっても問題ないだろう。
また、Beats X と同様に、US 価格が $249.95 対して、日本の価格が ¥24,800 なので、 $1 = ¥99.2 で為替的に販売価格で安くなっている。
(AirPods with Wireless Charging Case は US $199.00、日本 ¥22,800)
欠点
- ケースが大きい(耳にかける部分とカナルがあるので耳二つ分の大きさな感じ)
- ケースのワイアレス充電ができない
- 価格が高い
本体とケースがわりと大きいので、ケースからの出し入れに煩わしさを感じるかもしれない。
あと「付属の Lightning ケーブルが USB Type-A なん?」という意見もあり、USB-C をつけてもらいたかった感はある。
機能 | Powerbeats Pro | AirPods (ワイアレス充電ケース) | AirPods (通常ケース) | Beats X |
---|---|---|---|---|
最大再生時間 | 9時間 | 5時間 | 5時間 | 8時間 |
SoC チップ | H1 | H1 | H1 | W1 |
物理ボタン | ◯ | × | × | ◯ |
音声での Siri 呼び出し | ◯ | ◯ | ◯ | × |
左右独立イヤフォン | ◯ | ◯ | ◯ | × |
ワイアレス充電ケース | × | ◯ | 別売 | 充電ケースなし |
耐汗・防沫 | ◯ | × | × | × |
US 価格 | $249.95 | $199.00 | $159.00 | $119.95 |
日本価格 | ¥24,800 | ¥22,800 | ¥17,800 | ¥11,800 |
まとめ
AirPods が耳に合わない方、カナル型を好んで使う方、激しい運動時に使いたい方には最適だと思われる。
そのため、現状で AirPods を使用している方は大きさを確認してから購入してみた方がよいかと思われる。
ケースがかなり大きいので。
Beats X を使用している人は W1 から H1 チップになるのを待ってもよいかも。
出るかはわからないので淡い期待という程度だけど。