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Apple, iPhone, iOS, その周辺のことについて

新しい iPhone SE (第2世代) は買うべきか

価格を間違えていたので訂正

今週末から販売されるわけだが、新しい iPhone SE は買うべきか考えてみる。

旧 SE からの乗り換えの場合かなり機能がジャンプアップするのだが、
基本的には iPhone 6 〜 8 からの乗り換えだと思われるので、iPhone 8 筐体やカメラに対して A13 Bionic やセルラーや WiFi, Bluetooth などが強化されている事となる。

近しいものとして、iPhone 11 と比較すると大きな違いは、TouchID、カメラ性能、耐水性能、ディスプレイの大きさ、端末の大きさや重さ、バッテリーの持ちである。

iPhone SE
ストレージ 価格
64 GB 44,800
128 GB 49,800
256 GB 60,800
iPhone 11
ストレージ 価格
64 GB 74,800
128 GB 79,800
256 GB 90,800

 

iPhone SE を調べてみた

11 とディスプレイの輝度が同じなので案外 ディスプレイの見た目は iPhone 11 と変わりはないかもしれない。

ただ、カメラのスペックがフロント、バック共のにフラグシップとは劣るため、写真や動画を重視するなら iPhone 11 の方が良いかと。

背面カメラはナイトモードが使用できず、ビデオ撮影で拡張ダイナミックレンジが 30 fps の撮影で、オーディオズームを使用することもできない。

フロントカメラの画素が 7MP なだけではなく、スマートHDR、4K での録画やスローモーション、ビデオ撮影で拡張ダイナミックレンジが使用できず、
あまり使用されていないが TrueDepth カメラではないため、アニ文字、ミー文字が使用できない。

動画再生は Dolby Vison には対応しているが、Dolby Atoms には対応していないため立体音響に関しても iPhone 11 の方がよくなっている。
また、超広帯域チップ (UWB) がない。

 

Apple A チップ

Apple 13 Bionic が搭載されており、街の噂では iPhone 11 シリーズよりメモリが 1G 少ないらしい。

多分、スペック的には iPhone 11 シリーズとそこまで変わらず、
シングルスレッドでは iPad Pro の A12X、A12Z Bionic より速く、
マルチスレッドでは iPhone 11 シリーズ と同等となり、
基本的には iOS / iPadOS 端末では A12X、A12Z Bionic の iPad Pro しか大幅にスペックが上がるものがないということになる。
(Metal では A10X も)

GPU に関しては開発者なら知っていることだがチップの世代で新機能が増えている。
もし、ゲーム中心で考えるのであれば、古い世代の Apple A チップをのせた iPhone / iPad はあまりお勧めできない。

また、Apple 13 Bionic は Android のフラグシップモデルの Snapdragon 865、Kirin 990 と比べてシングルスレッドでは圧倒的に速く、マルチスレッドでは少しは速い。
要するに、10万円以上する Android 端末よりスペックが高いため、 やはりスマートフォンでゲームをやるのであれば iPhone SE を選ぶべきだろう。

 

AR に関して

フロントは True Depth カメラがないので顔認識はできないのだが、 Apple 13 Bionic を載せているため、バックカメラの ピープルオクルージョン、モーションキャプチャは使用できるのでは無いかと思っている。

https://developer.apple.com/jp/augmented-reality/arkit/

 

まとめ

端末の大きさが小さく、重さが軽く、TouchID に魅力を感じるのであれば iPhone SE。
正直、本当のこの端末の使用用途は安いスマートフォンゲーム端末として、または顔認識を使用しない AR 端末としての購入するためだと思っている。

とりあえず、久しぶりに白のカラーリングが戻って来たので買ってみてもよかもしれない。