Apple Engine

Apple, iPhone, iOS, その周辺のことについて

A12 Bionic のベンチマーク

Geekbench 4 でベンチマークが公開されていたので、現行の集計まとめてみる。
以下、シングルコアのスコアの高い順で並べている。

一応、赤文字はコア数やスコア数が多いもの。

端末名 チップ CPU/GPU コア Single Multi Metal
iPhone XS Max A12 Bionic
2.5 GHz
6/4 4798 10983 21803
iPhone XS A12 Bionic
2.5 GHz
6/4 4797 11120 21451
iPhone XR A12 Bionic
2.5 GHz
6/4 4782 11119 情報なし
iPhone 8 A11 Bionic
2.4 GHz
6/3 4220 10110 15118
iPhone 8 Plus A11 Bionic
2.4 GHz
6/3 4218 10167 15292
iPhone X A11 Bionic
2.4 GHz
6/3 4210 10121 15225
iPad Pro
(10.5-inch)
A10X Fusion
2.3 GHz
6/12 3911 9319 29381
iPad Pro
(12.9-inch 2nd Generation)
A10X Fusion
2.3 GHz
6/12 3907 9301 29375
iPad (6th generation) A10 Fusion
2.3 GHz
4/6 3469 5904 13049
iPhone 7 Plus A10 Fusion
2.3 GHz
4/6 3437 5786 12750
iPhone 7 A10 Fusion
2.3 GHz
4/6 3398 5721 12729
iPhone 6s Plus A9
1.8 GHz
2/6 2402 4148 10314
iPhone SE A9
1.8 GHz
2/6 2393 4137 10337
iPhone 6s A9
1.8 GHz
2/6 2249 3884 10004

 

A12 Bionic は CPU で最大15%、
GPU では最大50%性能向上と発表された。

CPU に関しては、ほぼクロック周波数の上昇で Single、Multi が向上しているように見受けられる。

Metal に関しては A10X Fusion の GPU 性能が高いため、未だに A12 Bionic はその処理能力に届かない模様。
ちなみに、A12 Bionic より A10 Fusion の方が GPU コアが多いのに遅いのは、A11 Bionic から GPU の設計が Apple 独自のものに変更されたため。

 

A12 Bionic が 10nm から 7nm に集積率が変更されたが、予想よりは CPU のスペックが出ていない。

CPU の設計を変更していない可能性が高く、空いたスペースで GPU と Neural Engine を増やした可能性が高い。

また、画像処理を行う ISP やモーションコプロセッサにも力を入れている可能性もある。

 

2019年に出る Snapdragon 855 について

噂では、シングルが 3697、マルチコアが 10469 とのことらしいので A11 Bionic に近づくが、当分は iPhone の優位性はありそう。

ただ、集積率が物理限界に近いのでいつかは追いつくとは思われる。

 

まとめ

今回、CPU の伸び率が低い。
もしかすると発熱やバッテリー持ちなどの問題があるのかもしれない。

また、A12 Bionic に関してはまだ不明な点が多い。

L1 キャッシュを instruction、data ともに 128 KB にしたり、
Neural Engine も 8コアになり、CPU や GPU より演算効率良い場合は自動にこいつに変わる処理があるらしいが、そもそも Neural Engine が何をしているかわからない。(多分、行列関連の演算)

チップの能力はいつか頭打ちになるので、他の部分を今後も強化されるだろう。

A12 Bionic の本命は、今年出ると噂されている iPad Pro 用の A12X だ。
A11X がでなかった流れからすると CPU / GPU で更に 50 %ぐらい上がるような気はする。

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