Apple Engine

Apple, iPhone, iOS, その周辺のことについて

Apple の製品ラインナップを考えなおす2017年

もう今年も僅かなので今後のラインナップをなんとなく考えてみる。

 

iPhone

iPhone X

正直に狙いは Plus サイズが本番。
画面のインチで言うと 4.7 インチの 7 や 8 から、5.8 インチの iPhone X 画面の倍増率が 1.234 なので、 Plus サイズだと 5.5 インチが 6.787 でほぼ 7 インチとなる可能性がある。

画面の大きさから考えると 7.9 インチの iPad mini に匹敵するぐらい。
この大きさになるとスタイラスがつくかもしれないと言う噂はあながち間違っていないのかもしれない。

と書きつつ、iPhone X は画面四隅の角丸やレンズセンサー部分の出っ張りで画面が削れているし、 セーフエリア外の UI は推奨していないので、スペック通りの画面サイズが使用できるわけではないが。

 

iPhone SE

一部国で圧倒的な人気があるためラインナップ的には外せないだろう。iPhone 5c はスペックで失敗したと思われるので 許容できる端末を出せば売れる結果。

新しい端末が出るかは不明だが、もうそろそろでても良さそう。

とりあえず、今期 iPhone 8 より値段の安くなった iPhone 7 シリーズの方が売れているので、廉価版の需要は結構のあるだろう。

 

Mac

Mac mini

新機種が出ていないが、正直このラインナップが必要か不明で、 手軽に Mac として使うなら MacBook で良し、iPad でも良いのではないかと言うところ。

iOS、watchOS や tvOS でアプリを作成するために Mac mini 買うとした時、 残念ながら廉価の Intel チップより Apple A11 の方がスペックが高くなるので厳しい感じではある。

個人的には次の Mac Pro の最下位のライナップがこれと言う形になるのではないかと思っている。 また、全体のコストパフォーマンス的に言うと iMac でも良い気がする。

 

iMac、iMac Pro

高解像度のディスプレイとカメラがついているし、CPU がモバイル向けではなかったりで、 実は iMac が Mac のなかで一番コストパフォーマンスが高い。
用途にもよるが Mac でしか作業できなことがな少なければ、iMac と iPad の組み合わせもありかなと。

iMac Pro に関しては Xeon での費用対効果は少ないので、 Vega による GPU の効果を期待したい。
iMac Pro 結構ディスられているけど、ディスプレイ一体型のハイエンド機は業務用として需要があると思われる。

セキュアエレメントの関係上、セキュリティの問題で Bluetooth のキーボードに Touch ID は実装できないと思われるので、iMac では Face ID が実装されて欲しい。

 

Mac Pro

次期 Mac Pro の予定があるらしいが、多分、次の WWDC まで発表はないのでないかと。

拡張性を重視するらしいので、今回も一旦販売されるとリニューアルまでに時間がかかるかと。

 

ラップトップ

Air はディスコンで、MacBook と MacBook Pro の流れ。

個人的には、近い将来 AMD チップに移行する時が来るのではないかと思っている。

それと Touch Bar の ESC キーは物理ボタンにして欲しい。

 

iPad

チップ自体ラップトップ並みになっており、 iCloud Drive 絡んだファイル操作やドラッグ&ドロップなど OS 的にラップトップに近い形になっている。

正直、macOS を食いつぶすぐらいの機能がない限り、ラインナップ的にかなり微妙な立ち位置だと思われ、 iPad 版の Final Cut や Logic などのクリエーションツール、iTune Connect にデプロイはできなくてもいのでほぼほぼの機能が使用できる iPad 版 Xcode を出すべきだと考えている。

ひとまず、Apple が本気を見せなければサードパーティーがついてくる訳が無い。

iPad mini

多分、次期端末が出ないのでは無いかと言うところ。

代替は大分高くなるが Plus サイズの狭額縁 iPhone だろう。

 

Apple Watch

Apple Watch はいらないと言われ続けているが、 なんだかんだ言って現状スマートウォッチでシェアが高い。

今後の展開を考えると、業績や他社のデバイスをさらに引き離すため、 来年も新しい Apple Watch がリリースされるだろう。

eSIM を実用化したため、 Apple Watch の技術を元に AR メガネなど、 他のデバイスでのウエアラブルデバイスの展開も期待できる。

 

Apple TV

格安で手に入る Apple A チップを載せた端末で、 個人的には必要な条件が揃えば面白いデバイスになると思われる。

現状、Core ML の学習データの作成は Python で行われているが、 もし Swift でできるなら複数の Apple TV を使用し計算ができるかもしれない。

個人的には iOS における Mac mini 的な存在になって欲しい。

 

HomePod

デジタル機器はモバイルと非モバイルで構成されると思われる。

モバイルでは iOS と AirPods やワイアレスヘッドフォンで制覇したので今度は室内。
HomePod 単体での動作を想定しているが、真価は他のデバイスとの連携だろう。

Apple はデバイスを売る会社なので。

 

iPod 系

多分、もう役割を終えたので近い将来ラインナップから姿を消すと思われる。

 

AirPods

無線充電のケースが予定されているが、今後 Bluetooth 5.0 に対応したものが出て音質が改善されると思われる。

とりあえす、自分が言えることが日本でフィールドテストして欲しい。

音が密閉されないイヤフォンは周りの音が大きすぎるとほぼ使用できない。都内だと人の密度が高く、人の多いカフェなどは互いが声のボリュームを上げたりでかなり厳しく、駅のホームなど割と環境の音が大きい場所が多かったりで厳しい。 周りの音が大きいためボリュームを上げる必要性があり耳に優しく無い。

beats は問題がありすぎるので、カナル型の AirPods が必要だと思っている。

 

まとめ

個人的には、シェアやその他いろいろを考えると、Apple はハイエンドかつより高価なラインナップ路線を進むと思われる。

また、Microsoft は Windows 関連より Xbox の方が儲けが多いし、Google の儲けのほとんどは広告で、AI First のスローガンの下に AI に力を入れている。

今後、他社はクライアント側のソフトやハードへあまり力を入れないような気はしているので Apple には頑張ってほしいところ。